教育におけるイエローカードについて

イエローカードと言えばサッカーで軽微なルール違反をしたら1枚出され、それが累積するとレッドカードになって退場となる。

 今現在、様々な勤務形態で4校を転々としている。今現在の勤務校は、いろいろな意味でしんどい生徒達が集まっている、いわゆる教育困難校に位置付けられている。授業規律もないような授業がほとんどでそれの打開策として「イエローカード(特別指導カード)制度」が設けられている。

授業態度不良であれば、生徒に「著しい授業態度不良のため改善を促します」という旨のカードを渡して改善を求めるものである。

授業態度不良の種類として代表的なものは
1騒がしい(私語など)
2立ち歩き
3その他(授業に関係のないものを出す・する、エスケープ…)

あくまで例であるのだが、受け取った枚数によって「生徒部注意」→「校長訓戒」→「謹慎(3日間)」→「謹慎(7日間)」と処分がだんだん重くなっていく。累積してしまうと「無期謹慎」という思い処分も下される。

そこまでしないといけないレベルになりつつある学校もある。
学校によっては、授業態度だけでなく服装や遅刻に対しても特別指導カード(イエローカード)を出しているところもあるようだ。

個人的には、そこまでしないといけないならその趣旨に賛同してイエローカードを切っていかないといけないんだと感じている。

 この状況下でどのような授業を求められているかを考えていかないといけない。授業だけでなく生徒との関わり方も考えて行かないといけないことを痛感。